釣れる魚「ヒラスズキ」


ヒラスズキ Lateolabrax latus Katayama, 1957
全長90cmほど。スズキによく似ているが和名のとおり体高がより高くて平たい体型をしている。他には吻がやや長くて下あごの下面に鱗があること(無いものもある)、尾びれのつけ根が太くて切れこみも浅いこと、側線下方鱗や背鰭軟条数などで他の2種と区別できる。また、頭に対し目が大きい。房総半島および福井県から九州までの太平洋側および日本海側の沿岸、朝鮮半島南岸に分布する。沖縄や台湾にも生息するらしい。成魚は外洋に面した岩礁域に主に生息し、内湾や河川にはあまり侵入しない。産卵期は太平洋側ではスズキとほぼ同じと考えられるが、九州などでは3月ごろかもしれない。土佐湾では1月ごろから仔稚魚が砂浜海岸などの沿岸浅所に出現し、河川のかなり塩分の低い(1ppt以下)水域にも進入する。種子島では10cm程の個体がスズキのように純淡水域まで遡上した記録がある。生態・生理など不明な部分が多い魚である。水産資源としてはスズキより少なく、美味とされ価格も高めである。
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